小杉湯の朝風呂は人生を幸福にする
一体幸せとは何だろうか?
僕は興味を持ったことは普通の人なら避けるようなことでも躊躇なく飛び込んでいくし
何なら人よりも物事に対して楽しめるキャパや感受性は高い方なのではないのかなと自分でも思っている
興味を持った事柄やイベントは即座にSNSやネットサーフィンでリサーチをかけて直近のイベントなんかには顔を出したりする
趣味も大したものがあるわけではないし服などにお金をかけたりもしないので
基本的に自分のバイト代や仕送りに使うのはほぼ食費だったりするのでこういうイベントにお金を出すことは厭わないわけです
いくイベントの中には、The 意識高い系みたいな人もいたりするわけで
(そういうイベントにも面白そってだけでいくからなんですけどね)
僕自身が多趣味でいろんな話に対応できたり、はたから見たら将来だったりしている活動が珍しいということもあってSNSを交換したりもするんですけど
数日経ったりなんかして彼らのSNSをのぞいてみたりするとですね
海外へいったとか、こんなすごい人たちに会いましたとか、まじこの人天才だ、お金これだけ稼げます、タワマン、シャンパンとか文言を付けてイマドキ風のキラキラした自撮り用に用意した表情をはっ付けて投稿されていたりするんですね
最近SNS疲れってワードがあったり、有名人のSNSやめます発言もあったりしてSNSの存在が問われたりしてるわけなんですが
僕はですね、そういう誰に対してのアピールかもわからない一方方向の青春の押し付けだったり
そのギラギラ身につけたものだったりを宝箱のようにSNSに詰め合わせだったり
というのがイマドキ大学生の割に大変苦手でございます
東京の一部の大学生がこう野望や欲望だったり資本主義の恩恵によだれを垂らしている一方で同世代の僕の同級生なんかは子育てだったり入籍の報告があったり仲間内でBBQを楽しくしている状況をSNSにあげてたりします
多分田舎生まれの同世代はほとんど高卒で働いていたりするエリアの出身の人ととかは同じようにカオスなSNSのタイムラインが生まれていることだろうと思います
僕も別段普通に東京で大学生をしているわけで、先ほどのようなギラギラと酒!金!美女!イケメン!みたいな状況に憧れないわけでは正直ないのですがね
いろんなイベントに出てみて、自分には合わないしなりたい像とは違うなあとも感じているから苦手だと表現しています
嫉妬と言われてしまえばそれまで何でしょうが、心のどこかでぼんやりとなれない自分とのギャップだったり田舎の同級生たちが平和な幸福を噛み締めている方に憧れを持ってしまったりと
SNSを見るたびに疲れてしまう今日この頃
最近はSNSをうまいこと離しつつ、資格試験やら諸々の発表、インターン活動で充実させながら毎週日曜日に自分へのリフレッシュとして趣味のようなことをはじめました
(前置きバカ長いなという方々すんませんね)
それがこちら
そう銭湯の朝風呂です
銭湯かよ、てか朝風呂て、さっきの前置きと何が絡んでるんだよ
まあまあ、いいじゃないのぉ
僕はお風呂と旅行は大好きなんですけど家族旅行だろうが友達との旅行だろうがひとり旅だろうが可能な時は早起きして二日酔いでも何でも朝風呂を浴びるという風にしているんです
何ですけども、朝風呂に入れる銭湯だったり温泉て東京だと珍しいんですよね
基本銭湯って15時前後に開店だったりしますし
御多分に漏れず、こちらの小杉湯さん普段は15時30分からの営業なんですが
毎週日曜日だけ朝の8時から朝風呂を解放してくれているんですね
日曜日はインターン関連のミーティングが夜にあったりして詰めなきゃいけない作業がたまにあったり普段平日は9時くらいに家を出て23時くらいに家に帰るという生活をしてて日曜日は唯一朝からやることもそんなにない曜日なのです
せっかくに日曜日だらだら寝るのも勿体無いし、リフレッシュデイにして丸々使い切ってリフレッシュの日にしてやろうという目的と朝風呂ががっちりと組み合わさったわけです(あと高円寺がわりかし近い)
日曜日、大体朝7時から8時半くらいまでに起きて朝家を出て
中央線高円寺駅へ
高円寺は気をつけないといけないのは、休日は快速が止まらないので総武線各駅停車に乗らなきゃいけないということですね
高円寺につくと中央線ぞいの駅特有の空気というかわちゃわちゃ感を感じれます
僕は大好きです
朝来るより夜にきてそのカオス感を感じてみてほしいですね
新宿とかみたいに大きな駅にはない人の活気と三軒に一軒くらい「何の店なのここ?」ってお店に出会えることと思います
そして北口を出てのそのそ歩くこと10分ほど
小杉湯に到着です
初めてきた時まず、見た目から圧倒されて「おっふ,,,」ってなりました
個人的にまず外観の雰囲気がどストライクでしたね
さて、こちらの銭湯何やら銭湯界隈では有名だそうで
名物風呂もあります
僕もここを教えてくれた友達にもそれを出汁に誘われましたし
その名物風呂は
「おい、牛乳風呂浴びに行きたくない?」
「うん!いくいくぅ〜!」
って感じで沼に落とされましたね
ちなみにムッチャ肌ツルツルになるしいい匂いです
生臭さとか全くないです
子供の頃、映画ドラえもんのリトルスターウォーズでしずかちゃんが浴びてたのを真似して家の風呂に牛乳ぶち込んだ時と全然違う
いやぁ、本当に気持ちいいんですよねこの銭湯
ミルク風呂最高です
ちなみに銭湯内他にどうなってるのかといえば
小杉湯さんは館内やSNSでこうした手書きの案内紙や手書きのポスターなど人情味溢れたものがたくさんあるんですね
小杉湯さんのホスピタリ精神などは公式サイトやTwitterをみていただければ一目瞭然何ですけど
個人的な推しポイントは
入湯料が若干安い
すっっっっっごい館内綺麗
ハンドタオルは無料で貸してもらえる
シャンプー石鹸が無料で使える
つまりほぼ手ぶらでいい
フルーツ牛乳美味しい
お水おいしい
wifiあり
待合室の漫画の充実がやばい
まあ、あげればキリがないわけです
僕は今週の朝風呂の時に読んだ「逃げるは恥だが役に立つ」を今更全巻買ってしまいました
さてそんな推しどころ満載の小杉湯さん
これらのことが言いたいわけではないんですね
今回「麻薬」とまで表現してるのは実はそこではないわけです
僕がハマってしまい沼に落ちているのは小杉湯さんの推奨している入浴法なんですね
それがこちらで
交互浴というやつなんですね
こちら初級者までのしかないんですけども
中級上級というのもあるんですね
僕はいつも中級のを3セットして上がるのですが
この交互浴本当に
とぶんですよねぇ
飛んでしまうってなんだって話なんですけども
先ほどの図で正しくいうなら
整った〜が正解の例えですね
この交互浴 熱湯→水風呂→ミルク風呂 1セット→熱湯... と続けていくんですがね
2セット目のミルク風呂くらいから頭がふわふわ〜となってくるんですよ
のぼせてるからなのか朝だし脱水症状なのかはわからないんですけど酔っ払った時のようにふわふわと底知れぬ幸福感を感じれるんですね
しかも酔った時のような、罪悪感を感じるようなものでもなく
さあ、今日やるぞ
というような前向きになれるようなそんな幸福感
2セット目以降からは水風呂に入った時の体の奥から喉を抜けて暑さが抜けていく感じや
ミルク風呂に入った時は逆に冷気が抜けていく感じもとても気持ちがいいものです
3セット目を迎えてくると体からそろそろいいんじゃないかな?というやんわりとしたストップサインがいつも聞こえるので水風呂で終わって体を吹いてフルーツ牛乳片手にぼーっと漫画を読むんですが
ここまでの一連の流れが本当に充実している感じがして個人的には「良い」んです
僕はこの後高円寺をふらついて気になったランチのあるお店で食事をしたりして
シーシャ屋さんで一息つきながら読書や仕事や資格勉強をしてミーティングに向かうという日曜日を過ごすのが定着しています
友達なんかには
ソロ充しすぎでしょ〜俺にはむり
とか
一人で十分楽しそうだから女の子いらないと思ちゃうんだよ〜
とか
さんざか言われてきてはいるんですけどね
最初の疑問だった幸せとはなんだろうという疑問は
個人的にこうやって一人でも自分の幸せのツボを理解して躊躇なく推セルことだと思ったりしているんですね
幸せのツボを理解せよというのは友達の言葉なんですけども
別に僕自身も向上心や野心がないわけではないんですけども
今こうして自分にとって必要なものを見つけて楽しめる状況やそれを探す為に思索したり時間を作るというのは彼らみたいにギラギラするより大事だと自分にとっては思っているということで
自分には自分のペースがあって
感じ方や歩み方はそれぞれで理解し合える部分を共有してなかったり理解できないものはリスペクトし合えばいいんじゃないかななんて思ったりもするわけです
僕の今の幸せは
筋トレや釣りをして、朝風呂入ってシーシャ吸いながら読書なり生産活動して、夕暮れ時から飲みだして少ししたら友達なんかと合流して食事をとる
といった感じですかね
少しでも多くの時間をそうできるようにSNSを減らして今日も勉強します
それではみなさん、次回「ん?藻でも釣れたか?いやこれ魚?!でっか!!」でお会いしましょう